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-その1- |
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T.ボルネオとの出逢い |
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平成13年9月11日のあの忌まわしいニューヨークの悲劇が起こり、我々旅行業者も未曾有の不景気を味わってしまった。その事件の一ヶ月後の10月13日より日通旅行の計画にて、マレーシアボルネオのコタキナバル研修が行われることになっていたが、この事件の影響で催行されるかが危ぶまれた。しかし、8名の参加者とルックワールドの鹿島氏、マレーシア航空の小林氏の10名にて出発することになった。 |
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私がこの旅行に興味を持ったのは、ボルネオ=ジャングルというイメージ、かつ、世界の大富豪国ブルネイを取り囲む、マレーシア領ボルネオとはどのようなところであるのかということであった。正確に表現すると、東マレーシアのサラワク州とサバ州がこのマレーシア領ボルネオに含まれ、コタキナバルはこのうちのサバ州の州都ということになる。日本からは成田空港発着で直行便が就航しているが、関西空港からの場合は、首都クアラルンプール経由で行くことにな |
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る。又、最近では台湾での旅行ブームの影響から、台北からも何便か運行されている。 |
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この研修旅行での宿泊先ホテルはネクサスリゾートであった。このホテルはボルネオでも有数なリゾートホテルで広大な敷地にプライベートビーチやゴルフ場など、日本であれば、小さな街程度の規模である。またこのホテルの日本人の女性セールスマネージャー・マスミさんが我々を歓待して下さり、その時に再会を約束して私のお客様と一緒に再度訪れることになったのである。 |
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U.いよいよ再会の時!? |
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今回の旅行は6日間の行程であるが、コタキナバル2泊、クアラルンプール2泊、機中泊1泊のスケジュールで、マレーシア本土の観光もしたいという要望も取り入れたため、ボルネオの滞在はちょっと短くなってしまった。参加者は7名と少なかったが、採算を無視してでもマスミさんとの約束を守りたかった。 |
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V.ボルネオ最高峰キナバル山に向かい合う |
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2日目は、東南アジア最高峰キナバル山にある公園と旧日本兵が開発したといわれるポー林温泉観光を組んでいた。朝食後一同マイクロバスに乗り込んでホテルを後にした。キナバル山は標高4,095mで、山頂は花崗岩で形成されている。ネクサスリゾートより20分も走ると、正面にこのキナバル山が見えてくる。遠くから見ているのでさほど大きく感じないが、山頂はノコギリの歯のようにくびれている。やがて車は山道にさしか |
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かるが、この道は東海岸にあり、映画でも有名になったサンダカンに通じている。1時間半ほど登ったところにナバル村があり、10軒ほどの土産物を売る店が連なっている。どのツアーでもここで休憩を取る。やがて高原野菜を作っている村にさしかかるが、日本でもおなじみのトマトやキャベツなどを山の斜面に作っていた。(その2へ続く) |
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土産物店。色々な物を所狭しと売っている→ |
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