−その4−

5.あっという間に最後の夜が来た・・・

  プーケットでの最後の夜は、それぞれ自由にエンジョイすることになりました。もちろん、私のコースはバングラーのロックハードでゆっくり飲む事であり、夜が待ちきれずトクトクで出かけました。夕刻にもかかわらず店内はガンガン強烈な音楽が響き、中央のステージには数名の姫達が相変わらず腰をくねくねとふり踊っていました。奥の1人掛にすわり、とりあえずビールを頼みましだ。私を見つけたSちゃんが「こんばんわ」と声をかけてくれたので、コーラをおごり隣に座るように言い、彼女に今日のトローリングの話をしようと思ったのですが、相変わらずのすざましい音楽のため、会話にならなかったのは残念でした。 

バングラー通りのムエタイショー
↑バングラー通りのムエタイショー

 ニューハーフショーのトップスター
↑ニューハーフショーのトップスター

 私は夕食を済ませていないので、飲み物代とペイパー料金を払い、Sちゃんと二人でホリデーイン近くのスシ屋に向かいました。このスシ屋さんのカウンターの職人は、もちろんタイ人でしたが、カタコトの日本語も理解するらしく、「いらしゃい」と元気な声をかけてくれました。もちろん日本語の料金表示もあり、食べ放題プランの400バーツのコースを選んだのは当然です。
 

 ニューハーフショーのキャスト
↑最後はキャストが勢揃い

 店は2人だけの貸切状態であり、食事中1組の白人が店を覗いたきりであったので、ゆっくりとSちゃんと好きなネタのスシを頼めました。さきほど出来なかったトローリングの話を始めたんですが、興味がないらしく、いつしか彼女の出身の田舎の話が始まり、聞き役となってしまいました。両親は貧乏な農家とかで、働いて生活費を毎月送っていると言う内容でした・・・。

さて、今夜はどうすると聞くと「貴男の好きにしていいよ・・・・」と答えてくれた。
今夜は最後のプーケットの夜だなー・・・・。
「ひとり寝はさびしいし・・・・・・。」(おわり)