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-その2- |
U.あまり知られていない世界遺産・武夷山 |
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武夷山と聞いてその場所がわかる人は、よほどの中国通である。ましてこの地が世界文化遺産に指定されている景勝地であることは、日本でもまだまだ知られていない。武夷山は福建省の北西に位置し、1億年前の地殻変動により出現した奇妙な形をした岩峰が連なる山々の事である。写真で見ればすぐ納得するが、きのこやパンケーキの形だと想像すれば間違いない。これらを三十六峰と称する。 |
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武夷山観光はまず、大きな独立峰である天遊峰の登山から始まる。麓にある駐車場にてバスを降り、しばらく歩くと橋を渡る。この川がチュウ江といい、午後の川下りの舞台となる。あたりを見渡すと、玉女峰や天柱峰が目前に大きく突出しているが、ひときわ大きな峰が目指す天遊峰である。 |
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しかし、どのようにあんなに急な登山道を担いで登るのかと思っていたら、裏道がありそこから登るのだという。 |
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↓岸壁にへばりつく様な階段 |
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ここより小さな柵に掴まりながら登るのであるが、登山道たる歩道は岩を削って造られており、階段になっていることもあって10分も登ると息が切れてくる。この階段は840段あるといわれ、途中にいかにも中国風の東屋があり休憩をした。 |
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変な形容であるが、ここで今まで登ってきた歩道を見るとまるで蟻の行列の様であった。 |
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