友の会便り（やっさんの小部屋）

その１３＞＞　　　　　旅行業が平和産業であることは以前にも書きましたが、渡航先のちょっとした出来事でも旅行を取りやめられる方がやはり多いようです。４月から５月にかけて中国の主要都市で反日デモが行われましたが、海外の他方面が渡航者数の増加傾向を見せているのに対し、中国は今夏において唯一前年対比で渡航者数が減っています。それを肌で実感したことがありました。７月２日より海南島・広州６日間を企画し同行いたしましたが、その際の現地旅行社との対談の席にて、「海南島は平和な島です。デモもなく静かな環境のリゾートの島でさえ日本人観光客が激減しています。困ったものです。」と訴えられました。北京、上海など一部の大都市でデモが行われたのは確かですが、一般の日本人は中国に対して悪感情を持ち、中国旅行そのものを敬遠しています。私は中国へ数十回渡航していますが、中国で一般市民より不当な扱いを受けたことはありません。皆さん、この春に起こったのは中国国内事情も関係したデモですで、ぜひ気楽に中国旅行にご参加下さい。（安　2005/7） 

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