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その37>>中国の交通事情

  経済発展著しい中国での道路事情についてであるが、現在の中国での高速道路はもう日本以上に整備されてきた。北京や上海では自動車専用道路が縦横に走り、特に北京ではオリンピックのため5本の環状道路が完成している。中国と日本とには道路建設において全く条件が違うが、それは土地の所有権にある。中国では土地はすべて国家に属しており、日本のように個人の所有権は認められておらず使用権のみ認められている。従って行政が道路を作る場合、極端な場合1週間ほど前に土地収用が通知され涙金で追い出される。最近はさすがに政府もまずいと思ったのか、アパートの世話など若干改善されてきたが、まだ地方では非情な収用が行われ住民暴動まで起こっている。
 現在北京や上海では通勤時や退社時には大渋滞が起こり、観光時にこの時間帯とかち合うとスケジュールがめちゃくちゃになり旅行社泣かせである。日本では地下鉄や私鉄が発達しているため通勤はこれらの公共機関を使うが、中国ではバスが公共機関として使われているため大量輸送が出来ない。従って裕福になった市民は無理をしてもマイカー通勤を行い、大渋滞の元凶となる。通常10分程度の距離が40〜50分もかかってしまう、それも毎日である。
  ところで、その運転手の交通マナーにかけては最悪であり、日本人ではとても運転できない。すれば交通事故起こすこと請け合いである。中国に有名なブラックユーモアがあるが、お馴染みの「歩行者優先」ではなく運転は「勇気優先」と言われ、信号に従わず横断歩道も「みんなでで渡れば怖くない」と無視をする。中国旅行されるとき、この事を忘れずに交通事故にあわないよう気をつけて頂きたい。日本の常識は中国にはほとんど何事においても通用しないことを、肝に銘じて行動することをお勧めしたい。 
    

                           (安)これは2007年11月に掲載されたものです

 

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