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その36>>アジアのバス事情

  日本の観光バスはかつての二階建のような大型バスは影をひそめ、通常の標準的な型に変わってきてるようだ。大阪のK社のようにドイツのベンツ社より輸入したバスを、クラッシクな塗装をして車内にはシャンデリアをつりさげた様なバスはもうほとんど見られない。このバス会社は100Km以上の高速運転で飛ばす事で旅行会社では有名であったが、この手のバスは事故になると壊れ方がひどいので、やがて国土交通省の指導もありすたれていった。

 さて海外ではどうであろうか。二階建バスといえばロンドンや香港が有名であるが、わが国では東京のはとバスが一部現在も使われている。ところがバスの外装となると東南アジアの派手さにはどの日本のバス会社も脱帽せざるをえない。特にタイ・フィリピンなどはその派手さにおいては双璧であろか。タイ旅行においてバスが空港へ迎えに来たとき、お客様からどよめきが起きることがある。それはバス全体がけばけばしいマンガで埋め尽くされているからである。例えば機動戦士ガンダムとかアラレちゃんなどが窓を残して大きく書かれているが、どれも印刷されたシールが全面に貼り付けられている。どうやってデザインをして印刷するのだろうか。もちろんタイにもまともなバス会社はあるのだが、こうしたデザインをしているのは個人事業者が多いらしい。そのため個人の趣味によって個性があるバスが生まれるのだ。

 バスは日本でも一台3〜5千万円もするが、東南アジアの多くでは高くて新車を買うことが出来ない。そこで登場するのが日本の中古バスであり、日本のデザインそのままで走っている。ミャンマーを訪れたとき、空港に「近江バス」と書かれた車が3台も迎えに来ており、ツアーのお客様よりここは何処の空港だとの驚愕の声があがった。   

                      (安)これは2007年9月に掲載されたものです

 

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