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その30>>正月いろいろ

 どの国においてもお正月は、1年の節目として家族知人で楽しむ。ただ、この期日については民族性があり、西洋諸国の元日もあれば、華人の旧正月やアラブのイスラム歴の正月など様々である。隣の中国においても旧正月は、民族の大移動となり列車や飛行機は満席、高速道路は大渋滞と日本と少しも変わらない。各家には吉祥・福・寿などおめでたい字が赤紙の上に金字で書かれ、日本の門松のように玄関に飾られる。特に福の字は、玄関の戸に大きな紙に書かれ逆さまに貼られているが、これには理由があり福が玄関から出ていかないように縁起をかつぎ、わざとそうしてあることは同じ東洋人として理解できることだ。
 旧暦の正月は陰暦を用いるため、1月中頃から2月下旬まで毎年かわる。もちろん年末商戦も日本同様でどんな田舎町でも、たいへんな人々が繰り出し正月商品を買っている。中国の正月には有名な爆竹が町のそこかしこで鳴らされるが、最近大都会でか禁止されるようなってきた。理由は只1つ、火災が頻発し不良商品で死者まで出るからであるが、田舎では相変わらずけたたましい音が鳴り響く。特に大晦日に当たる日の夜は一段と激しく、キャーキャー騒ぎながら花火を打ち上げ、爆竹を鳴らし大騒ぎをする、いつもこの場面に遇うとホテルの窓からこの風景を楽しむことにしている。 これは台湾で教えてもらったことであるが、日本と同じようにお年玉を渡す風習があるそうだ。しかしこれは日本と全く違って、大人が子供に渡すのではなく、子供達が自分の親に渡すのだ。「お父さん・お母さんありがとう」と感謝を込めて渡すのだそうだ。無駄使いを心配して子供に渡すより、感謝を込めて父母に渡す、これこそ儒教の神髄ではないだろうか。日本人が忘れていたことが、まだ中国人には残っている、何ともうらやましいことである。(安 2007/1)

 

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