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友の会便り(やっさんの小部屋) |
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その35>>カンボジアの人々、先生たちは今 カンボジアを旅行したとき、日本では考えられないことを見聞した。開発途上の国においては校舎と先生が少ないため学校の授業は2部制になっており、午前の授業と午後の授業とが行われ暇なとき子供達は親の仕事を手伝ったり土産売りに精を出す。旅行者はこの子供達の姿を見て、学校にも行かずにと誤解するが彼らはきちんとまじめに勉強をしている。 さてこの学校の先生であるが、この国では公務員は極めて安い給料で働いている。我が国とは全く事情が違う。それではどうして生活するのだろうか。答は簡単アルバイトを行うのである。これは現地ガイドからの情報で現実に確かめた訳ではないが、先生は塾を開いて生徒を集め授業料を取る。只でさえ貧乏なのに親たちは何故子供を先生の塾へ行かせるのか。実は先生は子供達に教科書の一部しか授業で教えないので、勉強するためには仕方なく先生の塾に行かざるを得ない。それは普通の生活費は60ドル前後かかるのに、政府が貧乏なため30ドル前後しか給料がもらえない、しかも途切れたりもする。この現実を知ったとき、我々はこの先生達の行動を一方的に非難できるだろうか。また警察官にしても同様で、主にバイクタクシーの運転手やガードマンとして生活費をかせぐ。 (安)これは2007年8月に掲載されたものです |
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